超望遠レンズ EF400mm F4 DO IS II USM

2014年11月14日

新型レンズの概要

キヤノンからDOレンズを採用した新型・超望遠レンズ「EF400mm F4 DO IS II USM」が発表されましたね。発売は、2014年11月下旬の予定となっています。

EF400mm F4 DO IS II USM
■ キヤノン公式サイト(EF400mm F4 DO IS II USM)

■ EF400mm F4 DO IS II USM 特長紹介

新開発の密着2層型DOレンズを採用したことで、従来型機よりフレア発生を大幅に低減させ(回折フレア低減は約1/4、逆光フレアは約1/3)、解像感をさらに向上、優れた描写特性を実現しているとのことです。

同じ焦点距離であるEF400mm F2.8L IS II USMと比べて非常にコンパクトな作りとなっています。

主な仕様(比較)

カタログのスペックについて、従来型機「EF400mm F4 DO IS USM」と比較するとこんな感じです。

項目 EF400mm F4 DO IS II USM EF400mm F4 DO IS USM
焦点距離 400mm 400mm
開放F値 F4 F4
レンズ構成 12群18枚 13群17枚
絞り羽根枚数 9枚 8枚
最小絞り 32 32
最短撮影距離 3.3m 3.5m
最大撮影倍率 0.13倍 0.12倍
フィルター径 差し込み52mm 差し込み52mm
最大径×長さ 128mm × 232.7mm 128mm × 232.7mm
質量 2100g 1940g
手ブレ補正効果 4段分 2段分

質量は、従来型機と比べて若干重くなっていますが、大きさはそのままです。

手ブレ補正機能が2段分から4段分への向上しており、手持ちでの撮影では大変心強いと思います。なお、手ブレ補正は、流し撮りができる「手ブレ補正モード2」、露光中のみ手ブレ補正を行う「手ブレ布袋モード3」も搭載されています。

汚れに強いフッ素コーティングや防塵・防滴構造が採用されており、屋外での使用でも安心です。