小型・軽量パンケーキレンズ EF-S24mm F2.8 STM
新型レンズの概要
キヤノンからAPS-C機用の小型・軽量単焦点レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」が発表されました。発売は、2014年11月下旬の予定となっています。
■ キヤノン公式サイト(EF-S24mm F2.8 STM)
35mm換算で38mm相当という、使い勝手の良い標準レンズです。小型・軽量なパンケーキレンズで、カメラに装着したまま持ち運ぶのも楽そうです。
フルサイズ対応のレンズとして「EF40mm F2.8 STM」が発売されていますが、APS-C機に装着すると35mm換算で64mm相当と若干長めなことから、APS-C機用の単焦点レンズとして最適かもしれません。
なお、EF-Sレンズの単焦点レンズとしては、「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」に次ぐ2本目のラインナップです。
主な仕様(比較)
カタログのスペックについて、同じパンケーキレンズである「EF40mm F2.8 STM」と比較するとこんな感じです。
項目 | EF-S24mm F2.8 STM | EF40mm F2.8 STM |
焦点距離 | 40mm | 40mm(35mm換算64mm相当) |
開放F値 | F2.8 | F2.8 |
レンズ構成 | 5群6枚 | 4群6枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
最小絞り | 22 | 22 |
最短撮影距離 | 0.16m | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.27倍 | 0.18倍 |
フィルター径 | 52mm | 52mm |
最大径×長さ | 68.2mm × 22.8mm | 68.2mm × 22.8mm |
質量 | 125g | 130g |
手ブレ補正効果 | – | – |
フルサイズ対応 | × | ○ |
大きさ・質量とも、EF40mm F2.8 STMと同じくらいですね。同じパンケーキレンズとして、焦点距離で選択するのもありだと思います。EF-S24mm F2.8 STMの方がより、人の視野に近いと言われているので、見たままの景色を写真におさめたい場合には、EF-S24mm F2.8 STMの方がオススメでしょう。
ちなみに将来的にフルサイズへの移行を視野に入れるのであれば、フルサイズでも使えるEF40mm F2.8 STMだとレンズ資産としても活かせます。
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