小型・軽量パンケーキレンズ EF-S24mm F2.8 STM

2014年11月18日

新型レンズの概要

キヤノンからAPS-C機用の小型・軽量単焦点レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」が発表されました。発売は、2014年11月下旬の予定となっています。

EF-S24mm F2.8 STM

■ キヤノン公式サイト(EF-S24mm F2.8 STM)

■ EF24mm F2.8 STM 特長紹介

35mm換算で38mm相当という、使い勝手の良い標準レンズです。小型・軽量なパンケーキレンズで、カメラに装着したまま持ち運ぶのも楽そうです。

フルサイズ対応のレンズとして「EF40mm F2.8 STM」が発売されていますが、APS-C機に装着すると35mm換算で64mm相当と若干長めなことから、APS-C機用の単焦点レンズとして最適かもしれません。

なお、EF-Sレンズの単焦点レンズとしては、「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」に次ぐ2本目のラインナップです。

主な仕様(比較)

カタログのスペックについて、同じパンケーキレンズである「EF40mm F2.8 STM」と比較するとこんな感じです。

項目 EF-S24mm F2.8 STM EF40mm F2.8 STM
焦点距離 40mm 40mm(35mm換算64mm相当)
開放F値 F2.8 F2.8
レンズ構成 5群6枚 4群6枚
絞り羽根枚数 7枚 7枚
最小絞り 22 22
最短撮影距離 0.16m 0.3m
最大撮影倍率 0.27倍 0.18倍
フィルター径 52mm 52mm
最大径×長さ 68.2mm × 22.8mm 68.2mm × 22.8mm
質量 125g 130g
手ブレ補正効果
フルサイズ対応 ×

大きさ・質量とも、EF40mm F2.8 STMと同じくらいですね。同じパンケーキレンズとして、焦点距離で選択するのもありだと思います。EF-S24mm F2.8 STMの方がより、人の視野に近いと言われているので、見たままの景色を写真におさめたい場合には、EF-S24mm F2.8 STMの方がオススメでしょう。

ちなみに将来的にフルサイズへの移行を視野に入れるのであれば、フルサイズでも使えるEF40mm F2.8 STMだとレンズ資産としても活かせます。