Canon スピードライト 580EX 取扱説明書的なもの(2)

電源を入れる

これも特に必要がないかと思いますが・・・。

ストロボ本体の右下(ダイヤルの右側)に電源スイッチがあります。【ON】と書かれた方にツマミをスライドさせるとスイッチが入ります。

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電源を入れるとパイロットランプが点灯します。ランプの色によってストロボの状態を示していますが、私が使用していた限り、緑色で点灯することはまずなく、常時赤色で点灯しています。

<ランプの状態>
消灯・・・電源オフ
緑色・・・クイック発光可能
赤色・・・フル充電状態

電源を切る

電源を入れられた人なら、電源を切ることも簡単かと思います。

オートパワーオフ機能

ストロボを90秒間操作しないままでいると、オートパワーオフ機能が働き、ストロボが休止状態になります。カメラの【シャッターボタン】や【AF-ONボタン】を押したり、ストロボの【パイロットボタン】を押したりすると、再び電源がオンになります。

なお、オートパワーオフ機能は、カスタム機能の設定で変更することができます。
1.【C.Fnボタン】を2秒以上長押しする。
2.ダイヤルを回して、カスタム機能番号「14」を選ぶ。
3.ダイヤル中央の選択ボタンを押し、文字が点滅させる。
4.ダイヤルを回して「14」の後ろの数字を「0」か「1」に変更し、ダイヤル中央のボタンを押す。(「0」=オートパワーオフを使用する、「1」=オートパワーオフを使用しない)
5.【MENUボタン】を押して撮影準備状態に戻ります。
(カスタム機能を設定すると、液晶画面に「C.Fn」のマークが点灯したままになります。)

テスト発光

電源を入れてパイロットランプが点灯している状態で、パイロットランプを押すと、テスト発光をすることができます。

オートモード(全自動)でストロボ撮影をする

1.【MODEボタン】押して、液晶画面の左上に「ETTL」と表示させます。
なお、E-TTL IIで動作する場合でも液晶画面の表示は「ETTL」ですのでご安心を。

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2.カメラ本体の撮影モードを、【全自動】、【シーンインテリジェントモード】又は【Pモード】に設定します。

3.カメラ本体の【シャッターボタン】を半押しするか、【AF-ON】ボタンを押してピントを合わせた後、シャッターを切り撮影します。

撮影する際、ファインダー内にストロボのマーク(稲妻のような形のマーク)が点灯します。

ピントを合わせると、ストロボの液晶画面に距離を示す黒いバーが表示されます。撮影したい被写体が、表示された距離の範囲内にくるように撮影するのがベターです。

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標準露出で撮影されたとき、ストロボ本体の左下にある調光確認ランプが緑色に点灯します。