Canon スピードライト 580EX 取扱説明書的なもの(3)

調光補正をする

自動調光システム(E-TTL IIやE-TTL)のおかげで、カメラとストロボにお任せでも、最適な発光量を自動的に得ることができます。
しかしながら、実際に撮影してみると、「もう少し明るくしたい」「もう少し暗くしたい」ということもあると思います。

そんなとき、発光量を手動で調整するのが「調光補正」です。

1,【ダイヤル中央のボタン】を押して、「調光補正マーク」と「補正量」を点滅させる。
2.【ダイヤル】を回して、補正量を調整する。
3.【ダイヤル中央のボタン】を押して補正量を確定させる。

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 ストロボとカメラの両方で調光補正を行った場合、ストロボでの設定が優先されます。

調光補正の設定方法を変更する

上の方法は、【ダイヤル中央のボタン】と【ダイヤル】を使って調光補正を設定する標準的な方法ですが、カスタム機能を設定すると【ダイヤル】を回すだけで簡単に調光補正をすることができます。

1.【C.Fnボタン】を2秒以上長押しする。
2.ダイヤルを回して、カスタム機能番号「13」を選ぶ。
3.ダイヤル中央の選択ボタンを押し、文字が点滅させる。
4.ダイヤルを回して「13」の後ろの数字を「0」か「1」に変更し、ダイヤル中央のボタンを押す。
 「0」=【ダイヤル中央のボタン】と【ダイヤル】で設定する
 「1」=【ダイヤル】だけで設定する
5.【MENUボタン】を押して撮影準備状態に戻ります。
(カスタム機能を設定すると、液晶画面に「C.Fn」のマークが点灯したままになります。)