新しいパソコンを組んでみた-2015年・春(Gigabyte GA-H97-D3H編)

無難な選択としてギガバイトのマザーボード

マザーボードは、ギガバイトのGA-H97-D3Hを買いました。

CPUにはCore i5-4460を使うことにしていたので、マザーボードはSocket 1150の製品群から選ぶことになるのですが、現在主流のSocket1150なので種類も大変豊富で選択に迷うところです。

マザーボードは、各パーツをつなぐ基礎となる部分なので、性能がいいのはもちろんですが、安定して動いてくれることがなにより重要です。

【公式サイト】ギガバイト製品紹介ページ(GA-H97-D3H)

GA-H97-D3H

チップセットはインテルH97を採用

せっかく組むならなるべく新しいモデル(チップセット)のほうがいいでしょう。最新の機能にも対応しており、将来的な拡張性を考えると有利かなぁと思います。

ただ、H87やH81、B85等のチップセットを搭載した製品でも、基本的な部分は押さえており、コストパフォーマンスに優れていると思うので、予算を低く抑えたいということであれば、十分選択肢に入ってくるでしょう。(私の場合は新しいもの好きなのでH97を選びました^^)

H97とZ97の違い

ちなみに、インテルの9シリーズのチップセットとしては、「Intel Z97 Express」と「Intel H97 Express」がありますが、どう違うのでしょうか?

一番わかりやすい違いとしては、Z97チップセットはオーバークロックに対応しているということです。

Intel Core i7やCore i5プロセッサのうち、モデルナンバーの末尾に「K」がつくCPUは、動作クロックを決める倍率を変更することができます。その倍率を変更をするためには、Z97を搭載したマザーボードでなければならないのです。

そのため、オーバークロックをしたいのであればZ97を選択する必要があるのですが、それ以外の機能ではほとんど差がないので、特にオーバークロックをしない人にとってはH97で十分ということになります。

GA-H97-D3HとGA-H97-HD3の違い

ギガバイトのH97採用モデルとしては、ATXタイプの製品で「GA-H97-D3H」と「GA-H97-HD3」があります。

型番も似ていて非常に紛らわしいのですが、前者の方が上位モデルに位置づけられています。

両者の違いはというと、ヒートシンクの色や大きさだったり、PCIスロットの数だったり、ぱっと見で分かる部分もありますが、一番大きな違いは、「GA-H97-D3H」には10Gbpsに対応するM.2コネクタSATA EXPRESSコネクタが搭載されているということです。

M.2については、対応のSSDが徐々に出始めているところで、これからもっと対応製品も充実してくるかと思いますが、何といっても10Gbpsという高速でSSDを接続できることが魅力です。

ケーブルを使用することなく、マザーボードに直付けすることになるので、ケースの中もすっきりしていいと思います。

将来的な拡張・パワーアップを考えているのであれば、M.2コネクタを搭載した製品を選びたいところです。
GA-H97-D3H_m2