沈胴式でコンパクトなAF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II

2015年1月22日

沈胴機構採用でコンパクト

ニコンから沈胴機構を採用したDXフォーマット向けコンパクト望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II」が発表されました。発売は、2015年2月5日の予定となっています。

AF-S DX NIKKOR 55-200mm f4-5.6G ED VR II

■ ニコン公式サイト(AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II)

キットレンズで定番の望遠ズームレンズですが、従来型機よりもさらにコンパクトになっています。基本的なスペックは従来型機と同等ですが、手ブレ補正効果は4段分と従来型機から1段分向上しています。

主な仕様(比較)

カタログのスペックについて、従来型機「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」と比較するとこんな感じです。

項目 AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
焦点距離 55-200mm 55-200mm
開放F値 F4-5.6 F4-5.6
レンズ構成 9群13枚 11群15枚
絞り羽根枚数 7枚(円形絞り) 7枚(円形絞り)
絞り方式 自動絞り 自動絞り
最小絞り 22-32 22-32
最短撮影距離 1.1m 1.1m
最大撮影倍率 1/4.4倍 1/4.4倍
フィルター径 52mm 52mm
最大径×長さ 70.5mm × 83mm 73mm × 99.5mm
質量 300g 335g
手ブレ補正効果 4段分 3段分

大きさ・質量とも、従来型機から小型化と軽量化が図られています。小型軽量なDXフォーマット機との組み合わせが想定されるので、キットレンズとして重宝されると思います。

数字やMTF曲線を見ると、スペックは従来型機とほぼ同等で、画質もほぼ同等のものが期待されると思います。