沈胴式でコンパクトなAF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II
沈胴機構採用でコンパクト
ニコンから沈胴機構を採用したDXフォーマット向けコンパクト望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II」が発表されました。発売は、2015年2月5日の予定となっています。
■ ニコン公式サイト(AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II)
キットレンズで定番の望遠ズームレンズですが、従来型機よりもさらにコンパクトになっています。基本的なスペックは従来型機と同等ですが、手ブレ補正効果は4段分と従来型機から1段分向上しています。
主な仕様(比較)
カタログのスペックについて、従来型機「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」と比較するとこんな感じです。
項目 | AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED |
焦点距離 | 55-200mm | 55-200mm |
開放F値 | F4-5.6 | F4-5.6 |
レンズ構成 | 9群13枚 | 11群15枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) | 7枚(円形絞り) |
絞り方式 | 自動絞り | 自動絞り |
最小絞り | 22-32 | 22-32 |
最短撮影距離 | 1.1m | 1.1m |
最大撮影倍率 | 1/4.4倍 | 1/4.4倍 |
フィルター径 | 52mm | 52mm |
最大径×長さ | 70.5mm × 83mm | 73mm × 99.5mm |
質量 | 300g | 335g |
手ブレ補正効果 | 4段分 | 3段分 |
大きさ・質量とも、従来型機から小型化と軽量化が図られています。小型軽量なDXフォーマット機との組み合わせが想定されるので、キットレンズとして重宝されると思います。
数字やMTF曲線を見ると、スペックは従来型機とほぼ同等で、画質もほぼ同等のものが期待されると思います。
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